事業・取り組み
当社の事業について
新鮮で良質な水産物の安定供給に努め、
豊かな食生活の未来に貢献しています。

 1950年の設立以来、当社は長きにわたり水産物の流通に携わってきました。2007年には新潟市中央卸売市場水産部に卸売業者として入場し、鮮魚品はセリを中心に、冷凍・塩干品は相対で卸売販売しています。社員はそれぞれ自分の担当分野を持ち、魚のスペシャリストとして力を発揮。イキイキと現場を駆け回り、お客様との良好な信頼関係を築いています。
 水産物全般の卸売から冷蔵・冷凍、加工、配送までを一貫して行い、新鮮で良質な水産物を安定して供給することが私たちのテーマです。最近では、魚離れを食い止めるための試みや、水産資源の減少に伴う生産への挑戦など、新たな展開により豊かな食生活に貢献することを目指しています。

新たな取り組み
【おさかなマイスター】
7名の「おさかなマイスター」が大活躍!
小学校への出前授業で魚のおいしさを発信

 子どもたちに魚の魅力や素晴らしさを伝え、もっともっとおいしく食べてほしい。そんな思いを込めて、当社では4年前から「おさかなマイスター」の出前授業に取り組んでいます。
 現在、7名の社員が、魚食を普及させるための担い手「おさかなマイスター」の資格を取得。新潟市内の小学校に出向き、座学と実食の授業を行っています。例えば「お魚には骨がある」というテーマでは、骨のある場所や、キレイな骨の取り除き方などを学習し、実際にアジを丸ごと一匹食べてもらいます。この体験授業により、それまで魚が苦手だったという子どもがペロリときれいに完食したり、「お魚が大好きになった」「もっといろんな魚が食べたい!」とのうれしい感想も寄せられました。この活動により、新潟に息づく魚食文化を伝承し、さらに子どもたちの豊かな食育推進につなげられたらと考えています。

【銀鮭養殖】
1000tの水揚げを目指す大規模事業
佐渡ブランド銀鮭の養殖スタート

 数年前から日本水産の関係会社の弓ヶ浜水産とともに進めてきた銀鮭の養殖事業が、いよいよスタートしました。胎内の養殖場にて飯豊連峰の清らかな伏流水で稚魚を育て、11月下旬には徐々に海水に馴染ませながら佐渡沖の巨大な生け簀へ。給餌にも工夫を凝らしてコンピュータ管理し、良好な環境で大切に育てます。昨年は200tを水揚げ、ゆくゆくは1000tを目指す大規模事業です。
 この銀鮭は「佐渡荒海サーモン」として新潟県内では当社が販売。資源の枯渇や漁業者の高齢化などが問題視されている今、養殖によって「生産」から手がけるのは一大チャレンジです。当社の新たな展望を示す取り組みとして、今後さらに力を入れていく予定です。

先輩社員の声
弓ヶ浜水産 佐渡事業所胎内養魚場(出向) 田中 真琴 (2016年入社)
私たちが手塩にかけた佐渡の銀鮭
そのおいしさを多くの人に知ってほしい

 幼い頃から魚の図鑑を見るのが好きでした。水族館で働くことを夢見て糸魚川の海洋高校へ進学。養殖の実習において、加工、販売までを一貫して行い、その面白さを実感したのがこの仕事に就くきっかけです。
入社後、すぐに鳥取の水産会社へ出張して養殖を学び、現在は胎内の関連施設で銀鮭の稚魚を飼育管理しています。餌をあげたり、池を掃除したり、飼育に必要な道具は手づくりするなどして好環境づくりに努め、銀鮭を元気に育てることが私の使命。佐渡沖の生け簀へと送り出すときは、まるで我が子を手離すような、ちょっと切ない気持ちになります。
5万尾から始まった稚魚の飼育も、今年は5倍の25万尾に。今後はもっと出荷量を増やし、佐渡ブランドの銀鮭をたくさんの人に知ってもらうことが目標です。前例のない初めてづくしの仕事なので戸惑うこともありますが、当社の新事業に携わるのは大きな喜び。日々やりがいを感じながら、飼育者としてのスキルを磨きたいと思っています。