先輩社員インタビュー
冷塩1部 飯沼 智也 2016年入社
馴染みのお客様と相対しての朝売り、
仕入れや在庫管理が毎日の仕事です

 水産物の冷凍品を扱う部署に所属し、その中で主に貝類全般とイカを担当。毎朝仕入れのために市場を訪れるお客様に、ご希望のものを相対で販売しています。ほぼ毎日顔を合わせる馴染みのお客様がほとんどなのですが、入社当初は会社名とお名前とお顔を一致させるのに苦労し、「いつものやつを出してくれ」とのご注文に戸惑ったこともあります。ようやく慣れてきた今は、世間話を楽しんだり、お勧めしたい商品を積極的に営業する余裕も出てきました。また、在庫管理や仕入れも私たちの大切な仕事です。これだけあれば一カ月は足りる、こっちはそろそろ仕入れよう、との見極めもできるようになり、少し成長できたかなと思っています。

自分の提案が奏功したときの喜びは格別。
お客様からの「ありがとう」でやる気もアップ

 商談で自分の提案が通ったときに、この仕事の面白みを実感します。また、お客様からの「ありがとう」はやる気につながるうれしい一言。ギリギリに入った注文に対して急いで商品を手配したときなど、私たちは当たり前のことをしたまでなのですが、「ほんとに助かったよ。ありがとう!」と感謝の言葉をいただくこともあり、それだけでモチベーションがぐんと上がります。
中には相場が著しく変動する魚種があるのですが、昨年は年末に向けての商談を早い時期から進めておいたことが幸いし、想像以上に安い価格で納品できたという事例がありました。お客様に満足していただけたことが一番ですが、先を見越した自分の提案がうまくいったことで自信につながったように思います。

広い視野をもって経験を積み、
売上増に貢献できる人材に。

 入社から約1年たち、大まかな仕事の流れは分かるようになってきたので、今後目指すべきは会社の売上アップに貢献できるような働き方だと考えています。そのために必要なのは、レベルアップした提案力。商品の魅力を熟知し、それをお客様に効果的にプレゼンできるような力を身につけるためにも、丁寧に経験を積み重ねること、一つのことにとらわれない広い視野を持つことなどを心がけたいと思っています。
ありがたいことに上司からは「なんでもやってみたらいい、どんどんチャレンジしなさい」と言われているので、今後もあらゆることに挑戦し、ゆくゆくは新規のお客様を開拓して活躍の幅を広げたいですね。

仕事で難しいと感じたことは?

 まだまだ勉強不足で、商品の魅力を最大限に引き出せていないような気がします。また先輩や上司の商談の様子を見ると、自分と異なる点が多々あり、とても勉強になります。人を相手にする仕事なので、話し方や雰囲気一つに気を配ることが大切だと実感しますね。

仕事をする上で大切にしていること・こだわりは?

 新しいことでも、臆することなくまずやってみる。はじめからダメだと思わず、ポジティブに、そして全力で取り組むことを心がけています。また先輩や上司に叱られることがあっても、それをありがたいことと思い、自分の成長につなげたいと思っています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

 私が考えないようなことを発想できる、新鮮な価値観を持っている人。そしてやはり尊敬できる人が良いですね。ともに働くことで、互いに成長できたらいいなと思います。

1日のスケジュール
▼4:00

出社。市場の朝売りで販売活動を行う。

▼6:30~

その日仕入れた商品の事務処理、朝売りの売上計算など。

▼7:30~

市場内の食堂で朝食。

▼8:00~

在庫を確認して仕入れを行うなど翌日の準備。
商談で新規商品を提案。

▼13:00

帰宅。先輩と釣りに出かけることも。

養殖事業にチャレンジ! 飼育者としてスキルを高め、新潟の魚食文化を発信したい。
弓ヶ浜水産株式会社 佐渡事業所 出向
田中真琴 2016年入社
銀鮭の淡水養殖事業で飼育管理を担当、
毎日鮭にとっての適切な環境を保っています

 日本水産の連結子会社である弓ヶ浜水産とともに進める銀鮭養殖事業の一環として、胎内養魚場で卵から孵化させた鮭の稚魚を海に出すまでの淡水養殖を行っています。鮭が大きく育つため、給餌や掃除などの飼育管理を徹底するのが私の任された仕事です。養魚場では飯豊連峰より流れ出た良質な地下水を掛け流して育てるので、水質管理が重要です。そのため、池の掃除や水温チェックは毎日行い鮭にとって快適な環境を保っています。
 約250グラムまで育った稚魚は佐渡事業所の沖合生け簀(いけす)へと運ばれ、その後佐渡両津湾の沖合に作った生け簀に移動させます。佐渡の海になじませ、給餌にも工夫を凝らし、コンピューターで成長を確認しながら大切に育てます。

魚の状態を見ながら、毎日餌をあげています。田中さんが近づくと魚たちが寄ってくることも。

生産する事業に携わる重要性を実感。
新潟の新たなブランドとして届けるやりがいも

 限られた水産資源を漁獲するだけでなく、自分たちで生産する事業に携われていることに魅力を感じます。魚の個体数の減少や漁業の担い手不足などが問題視されるなか、社会的意義も大きな取り組みです。また、育てた銀鮭を新潟の新しいブランドとして「佐渡荒海サーモン」の名前で消費者の皆さんにお届けできることにもやりがいがあります。
 大切に育てた稚魚を佐渡の生け簀に移動させる時は、まるで我が子を見送る親の気持ちになり思わず目頭が熱くなりますが、消費者の方から美味しかったと言ってもらえる時は大変うれしいです。やっていてよかったと思える瞬間で、その後も大事に鮭を育てようと思えます。

小学校の出前授業で魚に関する講義をする田中さん。

飼育者としてレベルアップが目標
新潟の魚食文化を伝えていきたい

 銀鮭養殖事業はまだまだ新しい取り組みで試行錯誤の段階ですが、その分大きな可能性を秘めています。今の水揚げ量は200トン規模ですが、将来的には1000トン規模を目指しています。大きな目標を達成するため、飼育者の一員として魚の状態のチェックや水質管理など多くのことを学び、スキルを高めたいです。佐渡ブランドの銀鮭を新潟県民はもとより県外の多くの人に知ってもらい、新潟の魚の美味しさや当社の事業を普及させたいですね。小学校に出向いて魚に関する講義を行ったこともあり、魚食文化を次世代に伝えていくのも大きな役割だと考えています。これからも真琴の鮭をドンドン育てて広めていきますので、どうぞよろしくお願いします。

仕事のやりがい・一番楽しい瞬間は?

 餌をあげたとき、泳いでいるときなどに魚が元気だと感じたときは楽しく思います。少し元気がない時でも餌をあげて元気を取り戻すとうれしいです。私が育てた魚がいつの間にか大きくなると、成長も実感しますね。

仕事をする上で大切にしていること・こだわりは?

 季節や水温に応じて魚の適切な生活環境は異なります。魚をよく見て前日と変化がないかをチェックし、その日の水温や魚の泳ぎ方など様子に合わせて給餌や作業をすることを大切にしています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

 丁寧に仕事ができる人と仕事がしたいです。生き物を扱う魚の飼育では特に大切なことですが、丁寧に仕事をできれば仕事を任せられますし信頼につながっていくと思います。

1日のスケジュール
▼8:00

場内の設備を見回りし、設備に不具合がないかを確認します。

▼9:00~

鮭が元気に育ってくれることを願い給餌します。

▼12:00~

昼食。職場の同僚と一緒にお弁当などを食べます。

▼13:00~

池の掃除や水温が適切に保たれているかを確認します。

▼16:00

飼育日誌への記入等の事務作業をします。